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2018-12-28

20180403-04 八丈島で出会った植物たち 天南星の仲間たち 13

八丈島で見られるテンナンショウの仲間3種類、八丈島では、
シマテンナンショウ→ウラシマソウ・ハチジョウテンナンショウの順に咲き始め、
一番最後に咲くハチジョウテンナンショウ(花期は3~4月)が咲き始める頃には
シマテンナンショウ(花期は1~3月)は咲き終わりを迎える。
念願のハチジョウテンナンショウに出会えたことは大きな喜び、
4月初めのこの時期にシーズン最後のシマテンナンショウも見られて幸運だった。
ウラシマソウの花期も3~4月でハチジョウテンナンショウとほぼ重なるが、
今回は見つけられず。

ハチジョウテンナンショウ (八丈天南星)
Arisaema hatizyoense
サトイモ科 Araceae
テンナンショウ属 Arisaema
伊豆諸島固有・指定植物 (マムシグサの伊豆諸島型。八丈島・御蔵島のみ)
2つの葉の大きさはあまり変わらない。鳥足状の小葉は7枚前後。全縁。
付属体は棒状で、先は細長くならないがマムシグサの様に太くもならない。
仏炎苞は明るい緑色で白い縦縞(白条)が入る。
葉の鞘や偽茎部にはマムシグサの様な斑が無い。

シマテンナンショウ (島天南星)
Arisaema negishii
サトイモ科 Araceae
テンナンショウ属 Arisaema
伊豆諸島固有・指定植物 (三宅島・八丈島・御蔵島のみ)
葉は大小の2枚で鳥足状の小葉は10枚以上。歯牙縁。
付属体は、基部が白色、先端はやや紫色を帯びて糸状に伸びて仏炎苞からはみ出して垂れる。
仏炎苞は緑色だが紫色を帯びることもある。白条は無いが、緑の濃淡の縞があるように見える。
こちらも葉の鞘や偽茎部には斑が無い。















参考:
ウラシマソウ
Arisaema thunbergii spp. urashima
サトイモ科 Araceae
テンナンショウ属 Arisaema
葉は1個で、鳥足状の小葉は若い個体では5~6枚、成体で11~17枚。
仏炎苞は紫褐色だが緑色のものもあるらしい。内側に白条がある。葉より上に出ないので他の2品種に比して葉に隠れがち。
付属体も紫褐色で、糸状に長く伸びる(はじめ上向き、やがて下向きに湾曲して垂れる様子を釣り糸状と表現されるようだ)。

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この記事内の学名、分布、花期は「八丈島の植物ガイドブック」(八丈島観光振興実行委員会発行)に依りました。

2018-11-08

初島に渡ってみた

I went over to Hatsushima by ferry.

熱海港
Atami port
太公望たち
Anglers
フェリーに付いて熱海初島間を往復するカモメたち
初島港
Hatsushima port
校歌にまつわる逸話で知られる熱海市立初島小中学校は改修工事中
港の対岸は真鶴半島

柿の収穫はもう終わったよう
熱海市立初島小中学校裏の九十九折り
海岸沿いの樹木は塩害が目立つ


干し柿
耕地はやはり段々畑。

初島アイランドリゾート内の温室。屋根を覆うのは塩害で無残な姿をさらすブーゲンビレア。周囲の木々も同様。
温室内部から見た様子は、
いのちつなぐものたち Across the Generations - Oct. 2018」に掲載。

正真正銘の朝どれの活きイカや栄螺のお造りの味は忘れないよ

2017-09-29

大相撲九月場所 七日目 3 (幕内取組 (後半))

大相撲九月場所 七日目 2017-09-16 両国・国技館
Tokyo Grand Sumo Tournament Day7
幕内取組 (後半)
Makuuchi bouts (part 2)

貴景勝 千代大龍
(三役格行司 木村 容堂)
北勝富士 阿武咲
(三役格行司 木村玉治郎)

土俵上の基本の所作。一つ一つに意味がある作法であると同時に相撲の基本の型、基本動作である。力士にとっては当たり前のことながら、土俵に上がった時にこの所作が美しい力士は意外に少ないかも。
いよいよ三役が土俵に上がる
大関:豪栄道 (休場:高安・照ノ富士)
関脇:御嶽海・嘉風
小結:玉鷲・栃煌山
琴奨菊
「琴バウアー」
玉鷲(小結) 琴奨菊(前頭筆頭)
栃ノ心(前頭筆頭) 嘉風(関脇)
御嶽海(関脇)  栃煌山(小結)

東西の呼び出しは土俵下で力士・行司・審判のお世話・お手伝いもする。やはり階級があって取り組みが上位に進行するにしたがって入れ替わる。
土俵の製作や手入れ、幕内力士のマイ座布団入れ替えや懸賞旗を揚げるのも呼び出しのお仕事。
ファン
正代(前頭五枚目) 豪栄道(大関)
結びの一番
松鳳山(前頭四枚目) 日馬富士(西の正横綱)
立行司 式守 伊之助
柝(結びの触れ)を打つ三役呼出 次郎
(写っていないが)呼び上げは立呼出 拓郎
松鳳山(前頭四枚目) 日馬富士(西の正横綱)

横綱 白鳳・稀勢の里・鶴竜は休場。
弓取式 聡ノ富士
「打ち出し」後
土俵周りで紺色の協会関係者用ジャンパーを着ている方々、親方衆。

升席のお弁当やおつまみのゴミはポリ袋に纏めておく。お茶屋さんが始末してくれる。
いつの間にか降り出した雨。
真剣勝負は熱かった。三横綱二大関休場ものともせず。



大相撲九月場所 七日目 1 (幕下~十両)
http://travelingdreamsite.blogspot.com/2017/09/blog-post.html
大相撲九月場所 七日目 2 (中入り~幕内取組 (前半))
http://travelingdreamsite.blogspot.com/2017/09/blog-post_27.html
大相撲九月場所 七日目 3 (幕内取組 (後半))
https://travelingdreamsite.blogspot.com/2017/09/3.html

2017-09-27

大相撲九月場所 七日目 2 (中入り~幕内取組 (前半)

大相撲九月場所 七日目 2017-09-16 両国・国技館
Tokyo Grand Sumo Tournament Day7
中入り・幕内土俵入り~幕内取組 (前半)
Nakairi and Makuuchi bouts (part 1)

MAKUUCHI RING-ENTERING
 http://ozumou.com/e/archives/52

東方土俵入り

7日目、奇数日なので東方から。下位順。
(豊山・遠藤)

東の花道
反時計回りに土俵を一周
(逸ノ城)
全力士が土俵に上がったら内側を向く
「柏手を打つ」「右手を挙げる」「化粧まわしを持ち上げる」「両手を挙げる」各一回。
横綱土俵入りを簡略化したものらしい
西方土俵入り
西の花道

横綱土俵入り
西の正横綱 日馬富士
(露払い 太刀持ち)

THE YOKOZUNA RING-ENTERING CEREMONY
 http://ozumou.com/e/archives/50

不知火型せり上がり

雲龍型も見たかったですが3横綱休場ですからね。

不知火型:白鳳、日馬富士
雲龍型:鶴竜、稀勢の里
満員御礼
このくらいの時間(16:00~16:30)を目指して来るお客さんが多いですからね。
(魁聖 千代丸)

魁聖 千代丸
(幕内格行司 式守与之吉)
魁聖 千代丸
審判 東関
遠藤

幕内力士のマイ座布団入れ替えや懸賞旗を揚げるのも呼び出しのお仕事。

石浦 勢
身長差20cm+α 体重差52kg

(幕内格行司 木村 晃之助)